再レビュー：torne　～一ヶ月ほど使ってみて～

　数ヶ月使ってみた感想がある程度整理できたので、再レビューをしてみようと思います。

　前回のレビューでは、主に爆速の謳い文句や、手軽さ、拡張性について触れました。それらについての修正は特にはありません。何回起動しようが爆速なのは代わりがありませんし、HDDだって1TBだから困ることもなし。番組がスペシャルになった時や、スペシャルから撮り始めた時の対応がされてない気もしますが、これについては確定してないので今回はパス。一ついうと、PS3のHDD認識がシビアで、時々外れることもあり、いつの間にか録画停止してるのが面倒。では、なぜ再レビューしなければいけないのか。

　torneに足りないと感じたものがあったからです。それは、一般的なテレビのような「電源ONですぐテレビがつく」という目的までの直線性。PS3でテレビ見れてんだから我慢しろ、じゃなきゃテレビ買えよ、と言われてしまえばおしまいなのですが、多忙な人がどういう時にテレビをつけるのか、身にしみて感じたことがあります。仕事で夜遅く帰ってくる人は基本、録画でテレビを見ます。でも、リアルタイムに見たいものはある。それは、朝のニュース番組なんですよ。朝起きて、スイッチを押せばテレビがついてニュースが見れる。これが、torneではできません。電源つけたらtorneを選択してやっとこさの起動。この手順が多少めんどくさく感じますね。PS3に電源ON時に標準でtorneを起動するなどの設定があれば、もう少しtorneを選択する余地が生まれると思うんですけどね。

　torneを使って、テレビと近くなって気づかされたことは、昔ほどテレビが面白く感じなくなったなぁと。アニメをちょろちょろ見るだけで、バラエティで大笑いすることもなくなりました。これが年齢のせいなのか、テレビ自体のせいなのかはよくわかりませんが、torneの仕事がますます減っている気もしなくもない。だけど、ゲーム・テレビ好きにとっては、爆速レコーダーtorneはおすすめです。PS3とtorneがセットになった地デジレコーダーパックなども発売されてますのでね。

では、これにて。